クリミナル・マインド FBI行動分析課（Criminal Minds）の口コミ・評価・レビュー

DVDで数年かけて視聴しています。
人生初の海外ドラマでしたが、脚本の上手さとキャラクターの濃さが素晴らしく、
主要メンバー全員が好きになれる大好きな作品です。
事件のやるせなさ、報われなさ、
えげつなさをたっぷり見せてくれていた初期シーズンが特に好きです。
あまりに犯行内容が無残でそれに参ってしまったレギュラーの俳優さんが降板してしまうなど、
物語外でのトラブルが少々残念ではありますが、
それもきちんと話の中で無理なく逃げずに処理されていて、
むしろそこが感動的な場面になっているのが素晴らしいと思います。
犯行内容自体はかなり悲惨なものが多いですが、出てくると画面がパッと明るくなるガルシアや、
いつまでも子供扱いされているような可愛らしいリードのおかげで視聴は決して辛くありません。
色々とバランスが素晴らしいドラマで、面白いです。

基本一話完結型なので見やすい。
地元警察が解決できない犯罪をＢＡＵと言う行動分析課に解決を頼むドラマになっているので基本的に全米を回っている。
このドラマの犯人は基本的にサイコパスなのでかなり猟奇的な殺人が多い。
ＢＡＵメンバーそれぞれの個性が十分に発揮してあり、現場で犯人を特定するメンバーや、犯人の情報、経歴、行動パターンを数学やコンピューターを使って犯人を絞り込むやり方は凄いとしか言いようがない。
犯人逮捕まで犯人を特定するまでの約30分間がと犯人を追い込んで捕まえるまでがハラハラする展開が良い。

友人にすすめられ、刑事ドラマ…？という程度の認識で見始めたのですが
病的な気質の犯人のプロファイルを行い、追求していく、なかなかに重く、暗い物語でした。
異常犯罪でも犯人側の心理を掘り下げ、サイコパスや精神疾患者の犯人が深く描かれていきます。
犯人が被害者の息子を自分と重ねと友情を育んでいた時など、どうしていいのかわからなくなりました。
人を殺した、それだけを単純に悪といっていいのか考えさせられ、次第にのめり込んでしまいました。
それだけでも興味深く観ていたのですが、これを見続けられたのにはただ重たく暗いばかりではなく、魅力的な主人公たちがいました。
特にガルシアというド派手な女性キャラがお気に入りです。
彼女は、表にでて犯人逮捕などをするというようなキャラクターではないけれど、チームを裏から支えるとても素敵な女性！（かわりものだけど。）
ちょっと怖いシーンも多いけれど、完走する予定です。

シーズン１１まで作られている超人気の連続ドラマだけあって、最近は話も単調になってはきたもののそれでもまた見たいと思ってつい見続けてしまうドラマです。
基本的に1話完結で、冒頭に殺人等の捜査のきっかけになるシーン、そしてその後行動分析課（通称BAU）のメンバーがプロファイルをして犯人を導き出していきます。
プロファイルの過程が非常に理性的、かつスピーディーにトントンと話が進んでいくのと、各メンバーの個性が光るシーンが多いのでテンポよく1話見終えてしまいます。
最近、主要中の主要メンバーであるデレク・モーガンとアーロン・ホッチナーがドラマから去ってしまいすごく残念に思いますが、今後も続いて行ってほしいドラマです。

スーパードラマＴＶで昼間の時間帯に視聴しています。毎回チームの人間関係とチームとは？犯人像は？分析のたびにドキドキします。特にモーガンとガルシアのやりとり、ＪＪとリードの関係、エミリーの過去、人間模様、シーズンが進むたびに変わる人間関係　グロテスクな映像が流れることもあります、日本ではあまり見ることはないので衝撃をうけてしまうかもしれません。そこが海外ドラマの魅力だと思います。一つ残念なのはギデオンがシーズン２で終わってしまったこと。ロッシの活躍は素晴らしいのですが共演が見たかったです。シーズン８ではたくさんの変化があるとネットでみました。シーズンが進むたび面白さが増していきます。
私は分析　心理学等に興味があるのでそういった方にはお勧めする作品だと思います。