CSI:マイアミ（CSI: Miami） の口コミ・評価・レビュー

どんなに重たく、残酷な事件がおきても…場所がマイアミ、青い空、白い雲、あふれる観光客、調子にのった学生たち・・・
人が死んでいてもどこがが明るいドラマです。
主人公のホレイショ・ケインのキャラクターがとにかく濃く…他のシリーズとは一線を画しているようです。
犯人は追い詰める、恫喝する、脅す、撃つ、殺す。
後半になるにつれその傾向が強まりホレイショは、科学捜査はもう、たまにしかしません。
あげくには、吹き替えの声優さんがやたらドスの聞いた声ゆっくりしゃべっていて、怖い！（笑）
危ない人なのでは…とおもうのですが、どうにもそんな彼がかっこよくてたまりません。弱者や子供に優しく、憧れの上司です。
現在シーズン9を見ているのですがもうすぐ全ての終わりが近づいてきて寂しい限り…これが終わってしまったら別シリーズとのクロスオーバーでも見るつもりです。

2002年から2012年までＣＢＳで放送された「ＣＳＩ：科学捜査班」のスピンオフドラマ。フロリダマイアミの日差しの強いリゾートで優雅な雰囲気な中、繰り広げられる恐ろしい事件の数々。まず強烈な個性の主題歌ザ・フーが歌う「無法の世界（邦題）」で引き込まれＣＳＩチームの緻密な操作、謎解きに加えて私生活の悩みや人間関係も含め一人ひとりが個性的なキャラクターで魅力的に描かれています。なかでも主任のホレイショ・ケインを演じるデヴィット・カルーソが渋い。大人の男性の優しいところに夢中になります。ルックスはさほどに・・ですが信の優しさってこういう事なのねって納得できます。

CSIシリーズではかなりアクティブな印象の作品です。他のCSIシリーズより明るく、銃撃シーンも多い派手な作品です。ケイン警部補のイメージは明るくはありませんが、ユーモアがあり、ボスになってほしいキャラクターで好感がもてます。その他のキャラクターも長所、短所があるがうまくバランスとっているので見ていて安心できます。
嫌なキャラクターは嫌なキャラクターとして表れているのが見ていると痛快です。
CSIの中で一番好きな作品です。科学もいいけど銃撃戦が好きな方にはおススメです。